リトル野球インターミディエット 松本連合 打力見せつけアジア王者へ

少年硬式野球リトルリーグ「インターミディエット部門」の松本連合(松本南、松本東、波田)チームが、日本代表としてアジア太平洋中東選手権(22~28日・韓国)に出場する。5月11、12日に大阪府で開いた第7回全日本選手権に初出場して優勝。世界選手権(7月28日~8月4日・米国)に出場するアジア王者を目指し、選手13人が一丸となる。

11~13歳選手のインターミディエット部門は、投手板-本塁間や塁間の距離をリトルより延ばし、離塁やけん制もできるなど、シニアや一般の規格・ルールへのスムーズな移行を狙って近年新設。今年からリトルの年齢基準が変わり、一部選手に生じる公式戦の空白期間を解消するため、松本連合は1月に発足した。
全日本選手権は各地域代表9チームが出場。3組に分かれて予選リーグをし、各組1位と、2位のうち最も勝率が高かった稲城(東京、関東4連盟代表)が決勝トーナメントへ。
松本連合はチーム立ち上げ以降、重点的に強化してきた打力を武器に勝ち進み、互いに初優勝を目指す稲城との決勝に臨んだ。
5-3とリードして迎えた最終7回裏に無死満塁のピンチを迎えたが、救援を志願した4番手・山本優太郎(山辺1)が打者3人をわずか5球で打ち取り、信越連盟初の全国タイトルを手にした。
全日本の4戦で計35得点した打力が身上。1番野本大雅(高綱1)を筆頭に「打てる順に並べた」(渡邉晋監督)オーダーで畳み掛ける。投手は制球が良い野本を軸に4人。ただ、球数制限もあり「短期間での連戦は頭が痛い。誰もが投げられる準備をしておく必要がある」(同監督)。
全日本は、それまで登板がなかった山本が決勝で快投したように、下位打線や代走など「ここぞという場面で、主軸以外の頑張りが大きかった」と渡邉監督(62)。連合チームのため、発足当初は連携に不安もあったというが「勝ち進む中で一体感や自信が生まれた」と選手の成長を見て取る。
アジア大会は8カ国が出場を予定し、直前に増える可能性も。組み合わせも未定だが「韓国が最大の壁になるのは間違いない」(同監督)。近年の傾向から打ち合いを予想し、広角の打ち分けなどいっそうのレベル向上に力を入れる。
アジア大会で日本代表は、2013年に初代世界王者にもなった泉佐野(大阪)以降、優勝できずにいる。
遠藤健太主将(高綱2)は「目の前の一戦に集中し、自分たちの野球をして勝利を重ね、優勝を目指す」と意気込む。
(長岩将弘)


投稿者: mgpress