ブエナビスタ従業員 老人ホームでおもてなし スイーツに笑顔

松本市本庄のホテルブエナビスタの従業員18人が5日、介護付き有料老人ホーム「エールコート咲楽(さくら)」(今井)でスイーツバイキングのケータリングをした。地域貢献や新人研修の一環で2012年から続くボランティア。マニキュアや薄化粧などでおめかしした入居者に、お茶やお菓子を振る舞った。
新入社員らは事前に施設を訪問し、温室で栽培しているバナナとパパイアを収穫。当日は、そのフルーツを使ったタルトやケーキなど20種類のスイーツを並べ、ホテルのカフェの雰囲気で「いらっしゃいませ」と出迎えた。
入居者は色とりどりのスイーツやおもてなしに、顔をほころばせながら入場。ホテルのお茶やお菓子を味わった。「楽しみにしていた」とさりげないおしゃれをした浦沢八千代さん(91)は「おいしくて3回お代わりした」と笑顔で話した。
初めは緊張した面持ちだった新入社員らも徐々に笑顔になり、積極的に声を掛けて一緒にお代わりに行ったり、スイーツを皿に取ったり。終了後に入居者らから「ふるさと」の合唱とフラワーボックスを贈られると、思わず涙ぐむ姿も。宮坂実季さん(21)は「ホテルでの接遇と違うので最初は緊張したが、食べていただきたいという思いでお声掛けした。『おいしかったよ』と言葉をいただき、元気もいただいた」と目を赤くして話した。

(上條香代)


投稿者: mgpress