クラブユースサッカー 山雅2位 アンビ2位 北信越へ

サッカーの中学生クラブチーム県王者を決める第28回県クラブユース選手権(U─15=15歳以下)は16日、決勝と3位決定戦を松本市のサンプロアルウィンで行った。決勝は松本山雅FC・U─15がAC長野パルセイロU─15に0─2で敗れ2位。3位決定戦はアンビシオーネ松本が2─0でFCセダック(松本市)を破った。上位3チームが、8月の全国大会出場を懸けて北信越大会(7月6、7、13、14日・福井県)に進む。

全国大会へ4強狙う

前後半40分ずつ。決勝で山雅は前半、強い向かい風の中でボールを縦につなげず苦戦し、33分にPKで先制された。追い風の後半は、両サイドを使った攻撃で再三ゴールに迫ったが、相手の守りを崩せず、31分にパスミスからGKの頭上を越えるループシュートを決められた。
3位決定戦はアンビが前半17分、ゴール前で相手パスをカットしたFW中村玲央(堀金2)が右足で決めて先制。後半34分には途中出場のDF山田優太(梓川3)が、相手GKとDFが接触してこぼれた球を見逃さず、左足で押し込んだ。
大会は県内34チームが出場して5月25日に開幕。1、2次の予選ラウンドを勝ち抜いた6チームに、北信越リーグ所属のセダックとパルセイロを加えた計8チームが決勝トーナメント(T)で争った。中信勢はほかにFCアズール(安曇野市)とアンテロープ塩尻ジュニアユースが決勝Tに進んだが、それぞれ1回戦で敗退した。
北信越大会は5県の16チームが出場。上位4チームが全国大会(8月・北海道)に進む。

持ち味出せず 山雅

準決勝(9日)で前年の県王者セダックを4─0で下し、3年ぶりの王座奪還に王手をかけた山雅だったが、決勝はシュートが前半の2本のみで、今大会初の2失点。それまで予選と決勝Tの計9戦を59得点・1失点で勝ち上がった強さは、影を潜めた。
今年から指揮を執る本橋卓巳監督は「ゴール前のラストパス、クロスボールの質が悪く、攻撃のアイデアも工夫が足りなかった」。攻撃の主軸でシュート1本を放ったMF磯部礼恩(清水3)は「決めるべきところで決められなかったのは、気持ちの問題。北信越までに切り替え、チーム全員で勝ち切れるように意識を高めたい」と前を向いた。

3年ぶり進出 アンビシオーネ

3年前に2位になって以来の北信越進出を決めたアンビ。2年前には同じ3位決定戦で延長の末セダックに敗れており、その雪辱も果たした。
後半終盤、「元はFWだった」という俊足DF山田を投入した佐々木大佑総監督の采配が当たり、5分後に山田が試合を決める追加点。佐々木総監督は「北信越でもしっかりとした守備からチャンスを狙い、1点を確実に決めたい」。
一方のセダックは今季、県勢最上位の北信越U-15リーグ1部で戦いながら、県リーグ所属の山雅、アンビに立て続けに敗れた。今井典良監督は「会場の雰囲気にのまれ、力を発揮できなかった。メンタルの部分も含めて立て直す」と力を込めた。
(高山佳晃)


投稿者: mgpress