ワインとパンで笑顔 塩尻ファームベーカリー併設ワイナリー開業 地域活性や地産地消に


建築や飲食業の塩尻建友(塩尻市宗賀)の子会社「塩尻ファーム」が運営するワイナリー(醸造所)「ドメーヌ・スリエ」と、併設する米粉パン製造・販売店「ベーカリー・スリエ」が、同市広丘郷原の松本歯科大近くにオープンした。「スリエ」はフランス語で「笑顔」という意味で、地域の活性化や地産地消につなげたいとしている。
ベーカリーは6月27日に営業を始めた。赤ワインやレーズンが入った「塩尻ワインブレッド」(食パン760円、バゲット320円)や「山ぞくバーガー」(320円)などのパン20種類や、薄いクレープを何層にも重ねた「ミルクレープ」(250円)を販売。
生地は塩尻産コシヒカリの米粉を7割使い、ふっくらとした食感が特徴。材料はできるだけ地元産を使う。ベーカリー責任者の有馬広子さん(44)は「米粉パンの食感や風味を知ってほしい。一度食べたらまた食べたくなる物を作りたい」と力を込める。営業は水~日曜午前9時~午後5時。
市内15カ所目となるワイナリーは今秋から、遊休農地を活用して自社栽培するナイヤガラやメルローなどのブドウを原料にワインを醸造。年間6000リットル、750ミリリットル入りボトルで8000本の生産を見込む。白ワインは年内にヌーボー(新酒)を発売し、赤ワインは最低3年間熟成させてから出荷するという。
栽培・醸造責任者の高山(※)秀士さん(75)は「畑によって違うブドウの特性を生かすため、畑ごとのワインを造りたい」と話す。
(有賀則正)

※高山さんの高ははしご高


投稿者: mgpress