村井町商工親和会 地酒「夢来」に力 販路拡大し地域活性化に


松本市村井町の企業を中心に構成する村井町商工親和会は今年から、地域の地酒として製造、販売している清酒「夢来(むらい)」を増産し、販路拡大などに力を入れる。酒を多くの人に知ってもらうことで同会や地元商店街の活性化につなげる。
夢来の販売は2004年から。村井町周辺の田で収穫したコシヒカリを使用。委託先の笹井酒造(松本市島内)が250本(1・8リットル瓶換算)を醸造し、JR村井駅近くの数店の酒店で販売。甘口だが、さらっとした味が評判で、毎年ほぼ完売しているという。
今年から、増産に取り組み、350本(同)にする他、5月にポスターを製作。SNS(会員制交流サイト)でも情報発信する。
6月25日に笹井酒造で開いた記者会見で、同会の野尻克樹会長(52、野尻トーヨー住器)は、「これまで『夢来はどこで飲めるのか』という問い合わせがあった」とし、村井町のすべての飲食店で取り扱うよう依頼する。松本市の中心市街地の飲食店にも同様の働き掛けをしていく。
また、11月下旬に開く新酒発表会は、これまで同会会員しか出席しなかったが、一般や飲食店オーナーなどを招き、その場で購入できるようにするなどPRする。
同会に加入している企業は現在73社で、ピーク時の1990年代の約120社から激減。「夢来」のブランド力を高めることで会の活性化も狙っており、野尻会長は「(夢来は)先輩たちが残してくれた素晴らしい財産。それを使い、地域を活性化しようと頑張っている会員の姿を見て、『入会したい』と思われる会にしたい」と話した。
問い合わせは、丸ト米屋酒店 電話 58・2050
(浜秋彦)


投稿者: mgpress