地元ママ×移住ママ 中信 子育てしやすい? ─気付いたことや驚いたこと

幼児から小学生の子を持つ地元ママ、県外からの移住ママが集まり、「長野県で子育てしていて気付いた、いいこと、驚いたこと、困ったこと」をテーマに、座談会を開きました。5月に開いた「イクトモ妄想会議」で出たアイデアがきっかけです。それぞれ地元との違いや日々感じることをざっくばらんに語り合った2時間半!中信地区はママたちにとって子育てしやすい場所でしょうか?

公園や施設充実週末使えず残念

イベントが盛んで保護者は忙しい?
今回の移住ママは関東圏から来た人が多いせいか、松本周辺は、町内会やPTA活動などのイベントがとても盛んで、保護者が忙しいという声が共通して出ました。PTAがない学校も存在するそうで、なじみのない人は少々負担を感じるとの声も…。
でも、イベントは文化や歴史の継承であり、青山さま、松本ぼんぼん、三九郎などは季節を感じる風物詩。移住者にとっては友人づくりや近所付き合いの貴重な機会になっているようです。
公園や児童館などが充実している!
アルプス公園(松本市)、国営アルプスあづみの公園(安曇野市、大町市、松川村)など、規模の大きな公園が身近にたくさんあるのが魅力!駐車場が無料というのは全国的にも多くはないそうです。松本市などには、児童館やこどもプラザなど、未満児を連れ出せる公共施設も充実している印象。
ただ、週末開いているところが少なく、悪天時や小学生などが休みの日も遊べる施設は不足していると感じる人が多いようです。職業体験施設や飛行機について学べる空港のミュージアムがあったらいいのに…。

子連れ移動不安周辺の店は魅力

道路事情は困りもの…
昨今、全国的に有名になってしまった松本走り(強引な右折など)。地元ママにとってはおなじみの光景です。片側1車線の狭い道路が普通と思っていたので、県外で何車線もある一般道路を見て、高速道路?と思ったとか。歩道がない道も多く、子連れで歩くのも自転車に乗るのも不安、バスや電車は本数が少なすぎて使わない、との意見が多数でした。
しかし、中野瞳さん(33、松本市城東)は、東京ではバスや電車を使うのが当たり前だったため、松本でも子連れでバスを利用するそうです。「住んでいる地域はバスが意外と便利。車を2台から1台にしてみました」。バスを使ってみようかな!という声も出ました。
信州は陸の孤島!?
今でこそ中信地区に多くのチェーン店がありますが、千葉県出身の保坂陽子さん(41、同市梓川)が引っ越してきた十数年前は少なくて、新生活準備などに県外まで買い物に行った経験があるそうです。大手チェーン店はとても便利ですが、全国どこに行っても同じ。松本周辺は個性があって、すてきなお店が多いのが魅力的、という意見に皆さん同感していました。
信州人は恥ずかしがり?
安曇野市出身の小笠原阿華里さん(34、同市堀金)は、高校時代の先生に言われた言葉が強く残っているそうです。「君たちは求められる100点の答えを言わなくては、と黙ってしまうから、面接の時はとにかくしゃべって!」。就職などで各地に住み、その言葉に納得したそうです。
長野県民は理屈っぽいとか言われていますが、県外から来たママたちから見ると、シャイ、優等生気質、勤勉などがあげられました。

たくさんの話題で盛り上がりましたが、共通して感じていることは、自然に恵まれたこの地で子育てできて満足!ということ。神奈川県出身である冨田も、座談会を通じて、松本周辺が魅力ある街であることを実感。いずれは自分の子どもにも長野県最高!って思ってもらえたらうれしいな、と思いました。

参加者の感想 「視野広がった」「話聞き刺激に」

【地元出身者】
・小笠原さん(子ども2歳)
PTAや保護者活動の話には驚きました。地元基準を押し付けすぎないように良い関係づくりをしたいです。
・本庄みどり(イクトモメンバー、松本市出身)
子どもを通して地元出身、県外出身の方に知り合うことで視野が広がります。良いところは取り入れていけたらいいと思います。
【県外出身者】
・岩手県出身、内田真澄さん(38、松本市村井、子ども4歳、2歳)
子どもの成長とともに新たな発見があり、不安もありますが楽しみです。いろいろな地域の話が聞けて良かった。
・東京都出身、中野さん(子ども6歳、1歳)
自然が多く伸び伸びとした場所で子育てできるのが喜び。これからの松本も楽しみです。
・千葉県出身、保坂さん(子ども11歳、6歳)
子育てしながら自分がやりたいことをチャレンジしている方の話を聞けたことも刺激になりました。

(冨田琴美)


投稿者: mgpress