稲核地区で七夕飾り焼き 願い天まで届け! 伝統のモミジ使い 【安曇】

松本市安曇の稲核育成会は4日、安曇保育園の園庭で七夕飾りを焼いた。天まで願いが届くように-と、子どもたちが見守った。
稲核地区の七夕はモミジの木を使う。理由は明確には分からないが、地区にササが少なかったからという説や、昔大火があり燃えにくいモミジになったといった説がある。
安曇3ダムができるまでは、木をいかだに組んで、そこに七夕飾りを挿して火をつけて梓川に流していた。ダムができてからは川面が遠くなったため広場で焼くように。川上一治さん(61)は「岸辺から流せなくなり、上から川に投じていた時期もあった」と振り返る。
七夕飾りにササを使う家庭が増えた時期もあった。3年ほど前、当時の町会長だった有馬正敏さんが、全国的にも珍しい伝統を継承しよう|と、モミジの使用を呼びかけ、子どもがいない世帯にも、希望者にモミジを配っている。
有馬雅子育成会長は「保育園から中学生まで6軒しかないので、地域の人に協力してもらってありがたい」と話している。
(田原利加子)


投稿者: mgpress