「えんてらす」に塩尻市北部子育て支援センター 温かい交流の場に

―新施設について聞きました

小さな子どもを育てるパパママに便利な子育て支援センター。子育ての悩みや地域の情報を聞けたり、同じような状況の親子と交流できたり…。利用している方も多いと思います。塩尻市北部子育て支援センターは7月、同市北部交流センター「えんてらす」(広丘野村)内へ移転しました。新しい施設について、広丘支所長で公民館副館長の鳥羽嘉彦さん(61)、支援センター職員の丸山舞子さん(45)に話を聞きました。


★支援センターは土曜、祝日もオープン
0~3歳の子どもとその家族が利用できる支援センターのプレイルームは、吹き抜け構造でとても開放的、床は滑りにくく転んでも痛くないじゅうたんが敷かれています。壁の一部には軽井沢町在住の絵本作家accototo(アッコトト)さんのイラストが描かれ、温かい雰囲気を醸し出しています。
支援センターは土曜祝日も開館。「土曜祝日はパパやおじいちゃんおばあちゃんの利用も多いです。立地も良く、市外から来る人も増えました」と丸山さん。部屋から電車がよく見える設計で、子どもたちも大喜び。


★子育ての不安もサポート
プレイルームの隣には北部あんしんサポートルームがあります。妊娠、出産、子育てに関する身近な相談場所として、保健師や助産師が発育、発達に関する相談に答えてくれます。子どもの一時預かりや育児の支援をしてもらえるファミリーサポート制度の登録もできます。


★人々が集う明るい空間
「えんてらす」は、大きな窓と、塩尻産カラマツが使われた壁が特徴的で、明るく、木の香りも心地よいと評判です。吉田地区にあった支援センターを移設、広丘支所、公民館、図書館、交流スペースがある複合施設です。
公民館、交流スペースは午前8時半から午後10時まで開館。放課後は子どもの遊び場、自習の場になります。休日はダンスのクラブ活動で公民館を利用する高校生も。「若者が多く集まるようになり、活気があります」と鳥羽さん。安全面を配慮し、常時警備員が巡回、防犯カメラも複数設置されています。


★複合施設ならではのメリット
支援センターのプレイルームは午前11時15分~正午の飲食時間を設け、正午から1時間閉まりますが、2階の一部は常時飲食可能。図書館もあるので、親子とも飽きずに長い時間過ごせそうです。支援センターで仲良くなったママたちが、公民館の部屋でサークル活動をすることもあるとか。女子高校生たちが、赤ちゃんを窓越しに見て感動している姿も見られ、世代間の交流が生まれていました。

「きれいで気持ちがいい」
利用者からも好評

支援センターに来ていた人に感想を聞きました。塩入康敬さん(34、岡谷市、子ども1歳)は「奥さんに、新しくできた施設を見てきてほしいと頼まれ、子どもと2人で初めて来ました。建物もおもちゃもきれいで気持ちが良いです」。正成華さん(33、塩尻市広丘野村、子ども3歳、0歳)は、えんてらすがオープンしてから来るのは2回目。「明るくきれいで、木の匂いもして気持ちいいです。2人目の子どもが生まれて間もないので、近くにできて、とても便利です」と話していました。
取材してみて、子育て世代に配慮した施設がまた一つできたことをありがたく感じました。自分もわが子を保育園に入れるまでは、児童館や支援センターにお世話になった身。子連れで困っている時誰かに声をかけてもらったり、話を聞いてもらうだけで楽になったことがたくさんあります。いろいろな世代が交わり、新しい形のコミュニティーができているように感じました。
北部子育て支援センターは月~土曜午前9~午後4時。日曜、第3月曜日(祝日の場合翌平日)は休館。あんしんサポートルームは平日午前9時半~11時半、午後1時半~3時半。電話54・7701

(冨田琴美)


投稿者: mgpress