楽に進む家事の仕組み「リセッターリスト」活用を

家事に関するストレス多く

掃除、洗濯、料理、片付け…。日常生活をする上で切り離せない家事。得意、不得意は関係なく、やらなければ生活ができないので取りあえずこなしている。できればやりたくない。そんなことはありませんか。私もその一人です。ストレスなく家事をやる方法はあるのでしょうか。ヒントをもらいに、楽に進む家事の仕組み「リセッターリスト体験会」に参加してきました。
まずは、家事に関するストレスを参加者に聞いてみました。

★仕事をしているので休みにまとめて家事をすることが多い。でも、子どもと出かけたいし時間が足りない。上手に両立したい。(上條詩織さん、31、松本市波田)
★居住スペースが限られていて、おもちゃ、洗濯物、仕事で使うものすべてが居間にあって、目につくものから片付けていくけれど、疲れて力尽きてしまう。(西絢子さん、40、池田町)
★専業主婦で家にいるのに家事に追われている。働きに外に出たいけれど、両立できるのか考えると働くのが怖くなってしまう。(小幡満寿美さん、40、松本市波田)
★家事が苦手でうまく回らない。改善したいけれど、どうしたらいいのか分からない。(竹前明美さん、40、松川村)
★家事が苦手で後回しにしてしまう。家事ができない自分に罪悪感を感じてしまう。(小林さん、44、松本市)

表で「仕組み化」達成感味わう

こういった家事の悩みを解決するヒントになる「リセッターリスト」は、松本市深志在住の山本香織さん(43)が独自に考案したものです。1枚の紙に1週間の日付と家事の項目を書いたリストが表になっています。家事が終了したものにはチェックを入れていきます。家事を「仕組み化」して、毎日を「リセット」するためのリストです。
自宅でイラストレーターの仕事をしている山本さん。子どもが3歳だった頃、育児と家事と仕事が忙しく、時間がいくらあっても足りなかったと言います。時間をかけずに家事を終わらせたいと試行錯誤をし、やらなければならない家事をリストアップしたのがきっかけでした。何度も表を改善し、現在のリセッターリストにたどり着いたそうです。
表を作ることで、家事をする曜日を決めたり、毎日やらなくてもいい家事を見つけたり、いろいろな気づきがあります。
「以前は、目の前に降りかかってくる家事を、矢で撃ち落としていくイメージでした」という山本さん。リセッターリストを使うことによって、例えば、シーツを洗うのは1週間に1回、トイレ掃除は毎日必要、と自分がどのくらいの頻度で家事をするのか把握できるようになりました。
リセッターリストは家族構成、家の間取り、自身の性格により違うので、他人が作ったリストを使うのは意味がないそうです。家事の頻度を確認しながら、自分の基準を見極めることが大事。あれをやらなければ、これもやっていない、と頭で家事のことを考える作業がなくなり、すぐに体を動かすだけになります。そして終わった家事に印をつけることで頑張った自分を客観視でき、終わりのない家事に達成感を味わうことができます。
山本さんは「時間と心のゆとりを取り戻して、自分の時間を有効に使うことをゴールにしてほしい」と言います。
リセッターリストの詳しい作り方、有料の講座、問い合わせはホームページ(https://www.resetterlist.com/)で。
(本庄みどり)


投稿者: mgpress