信毎旗学童軟式野球 大門初V

小学生軟式野球の第39回信濃毎日新聞社旗争奪中信地区学童大会は7日、決勝を松本市芳川公園グラウンドで行った。大門ベースボールクラブ(塩尻市)が横田ボーイズ(松本市)に特別延長の末10─9でサヨナラ勝ちし、初優勝した。

乱打戦両チーム譲らず

後攻の大門は初回に2点を先制し、2回にも4番栗岩蓮(塩尻西5)の3ランなどで5点を挙げ、大量リードを奪った。
横田は3回からマウンドを引き継いだ主戦・斉藤智哉(源池6)が好投し、6回に上位打線が相手の2人目の投手をとらえて1点差に。
大門はその裏、5番小口空斗(塩尻西5)の二遊間二塁打で1点を加えて2点差としたが、最終7回、横田は相手失策で1点を返し、さらに土壇場の2死三塁から主将の1番深澤徳仁(源池6)の中前打で追い付いた。
互いに無死一、二塁から攻撃する特別延長に突入し、大門は8回の相手の攻撃を無失点でしのぐと、先頭の打席で二走の有賀大介(塩尻西5)が三盗を仕掛け、相手の送球がそれて転がる間に生還した。
大会は29チームが参加。8月24日に開幕し、3日間にわたるトーナメントで争った。3位は二子少年野球部(松本市)と安曇野ドジャース。

6年生不在でもできること追求

「勝ち(優勝)に勝る成長のきっかけはない。喜びや自信、誇りが選手を強くする」。サヨナラ勝ちに沸き返る選手たちを眺め、大門の中田幸孝監督(49)は相好を崩した。
チームは昨年度、監督交代に合わせて心機一転を図り、名称を「スーパーイーグルス」から変えた。「プレーに普段の生活態度が現れる」(中田監督)と、礼儀やマナーも重んじて指導する。
ただ、今年は6年生がおらず、「投打ともパワーでは劣る。シンプルに、できることを精いっぱいやるだけ」と中田監督。3~4失点に抑え、打線をつなぎ、足を絡めて粘り勝つスタイルを追求してきた。
主将の中田幸之介(塩尻西5)も「走力はチームの強み。決勝は苦しかったが、最後は積極的に走る姿勢がものを言った」と、長所を磨いて手にした栄冠を誇った。
一方で「序盤に思いのほか点が取れ、気が緩んだ。まだ甘さがある」と中田監督。「来季は出場する大会全てを制するよう、皆で頑張る」と表情を引き締めた。

監督のコメント
●…横田・吉田直敬監督「打撃は絶好調だったが、相手走者をことごとく生還させた守備が悔やまれる。ただ、序盤の大量失点にも心を折らず、追いついたのは見事。選手は皆よくやった」

▽決勝
横田
01200420 ―9
25100101x―10
大門

(長岩将弘)


投稿者: mgpress