北信越サッカーリーグ マツセロナ4位 アンテ5位

社会人サッカーの第45回北信越リーグは15日、最終14節を行った。今季2部に初参入し、前節まで3位につけていた松本大サッカー部の下部チーム・FCマツセロナは、首位の新潟医療福祉大FCと対戦して2―5で敗れ、勝ち点18で最終4位。2部で前節まで6位のアンテロープ塩尻は、勝ち点1差で県リーグ降格圏の7位長岡ビルボードとの直接対決に9―3で勝ち、勝ち点17の最終5位で残留を決めた。

マツセロナは前半4分、左FKに飛び込んだDF安江祐汰のダイビングヘッドで幸先よく先制したが、18分と終了間際に失点。後半も失点を重ねて3点差とされた41分、主将のDF栗原幸平が得たPKを、途中出場のMF青柳滉太が決めたが、反撃はそこまで。終了間際に5点目を奪われた。
敗れると県リーグ降格の危機だったアンテロープは前半15分、FW平林祐也が先制。その後にMF勝沢拓斗が連続得点し、40分に失点したが、守備の連携が悪い相手から終了間際に勝沢がさらに2点を加え、勝沢は前半だけで4得点。後半もゴールラッシュで4点を加え、2点を失ったが大勝した。

2部1、2位と1部7、8位が来季入れ替えだが、1部7位の’05加茂FC(新潟)と2部の’09経大はともに新潟経営大の下部チームのため、規定で同一カテゴリーに所属できない。同様に2部2位のCUPS聖籠は1部3位のJAPANサッカーカレッジの下部チームのため、昇格できない。
加茂が降格した場合、2部6位の’09経大と8位の大野FCが県リーグに降格し、7位の長岡は残留する見通し。年内に開くリーグ理事会で最終決定する。
1部は今季、サウルコス福井から改称した福井ユナイテッドFCが勝ち点40で3連覇。最終節で福井に勝てば優勝だったアルティスタ浅間(東御市)は、0―3で敗れて2位。

参入初年は健闘
1部昇格目指す

全勝優勝の相手には力及ばなかったが、前節を終えた時点で1部昇格圏の2位に勝ち点差3に迫るなど、マツセロナの参入初年は健闘したと言える。
松本大OBで選手兼任の安江監督は「(新潟医福大に)ひと泡吹かせたかったが、先制後は受け身になってしまった。決定力不足が大きな課題」と最終戦を振り返った。
ただ、13戦して6失点だった相手から、最後に2点を奪ったのは「大きな自信」とし、「2部といえども北信越リーグで十分戦えることが分かった。来季は1部昇格を目指して強化したい」と胸を張った。

社会人チームの
厳しい状況続く

6季在籍した1部から降格した昨季は4位に終わり、今季も目標の1部復帰を果たせなかったアンテロープ。一時は2位まで順位を上げたが、10~13節に大学生チームに4連敗し、最後は降格争いを余儀なくされた。
今季の2部は、学生チームが上位を占めた。仕事などで常時ベストメンバーが組めず、体力強化にも時間が割けない社会人チームは、厳しい状況が続く。
チーム最年長の34歳、兼任2季目のGK三栗寛士監督は「現実は甘くなく、これが今の実力。厳しく受け止め、ゼロからチームを立て直して来季こそ」と選手を鼓舞した。

(高山佳晃)


投稿者: mgpress