“脱力系”ピアノ連弾ユニット「Sitrom」 故郷で凱旋ライブ 22日深志教育会館

松本深志高校(松本市)の軽音楽部出身で、都内の大学で音楽を学ぶ牛越優紀さん(21)と中村俊大さん(19)が、高校時代に結成した“脱力系”ピアノ連弾ユニット「Sitrom(シトロン)」の活動を再開した。22日に母校同窓会の「深志教育会館」(同市蟻ケ崎3)で初の凱旋(がいせん)ライブを開き、故郷へ感謝の思いを届ける。

高校時代に結成
音楽を学ぶ2人

クラシックをはじめ、ジャズやポップス、童謡唱歌、オリジナル曲など多彩なジャンルを演奏する。1人では弾けないような難曲も「2人なら」と、1台のピアノを2人で演奏する連弾の楽しさを、都内を中心に開くライブや動画配信サービスなどで発信している。
リーダーの牛越さんは4歳でピアノを始め、現在はお茶の水女子大文教育学部芸術・表現行動学科の3年生。「ピアノや音楽に生涯関わりたいが、専門の音大ではなく、もっとさまざま角度から学びたい」と同大に進学した。
一方、5歳でピアノを習い始めた中村さんは、中学生の頃から常に五線譜を持ち歩き、頭に浮かんだメロディーを書き記す音楽少年だった。現在は東京芸術大音楽学部作曲科の2年生で、ユニットで作曲や編曲を担当する。

「緩さ」が持ち味
心躍るライブに

2人は軽音楽部の先輩と後輩。ともにピアノが弾けることから「何となく軽いノリで」高校在学中にユニットを結成した。「緩さ」が持ち味といい、「音楽はこうあるべきだ」という強い主張は持たず、「聴いた人がそれぞれに感じてくれたら、それでいい」と柔らかい。
故郷でのライブは、童謡を連弾用にアレンジしたオリジナル組曲「四季」をはじめ、アドリブありのジャズ、アニメソングやポップスなども披露。観客に手足でリズムを取ってもらうなど、参加型で盛り上げる。
2人は「堅苦しいピアノのコンサートではなく、見て聴いて心躍るようなライブにしたい。高校時代を過ごした松本で再び演奏できることに感謝し、連弾の魅力を伝えたい」。
午後2時半開演。入場料500円。学生証提示で高校生以下は無料。問い合わせはメール(sitrom1025.ribbon@gmail.com)で。
(高山佳晃)


投稿者: mgpress