WingまつもとRG 松商高の高野・上條 初全日本新体操へ

18~20日に千葉市で開く新体操の全日本選手権に、総合体操クラブWingまつもとRG(松本市)の高野里香(松商学園高3)と上條歩奈(同2)が初出場する。クラブの先輩でアジア選手権(6月・タイ)代表の猪又涼子(日女体大)、立澤孝菜(イオン、国士舘大)ら国内トップ選手も顔をそろえる大舞台での健闘を誓う。
女子個人は高校生以上の38人が出場。ボール、フープ、クラブ、リボンの合計点を競う。
大会予選の一つ、全日本ユースチャンピオンシップ(5月・群馬県)個人総合で高野が12位、上條は20位になり、20位までに与えられる出場権を獲得した。
高野は今夏の県高校総体と北信越総体を制し、初出場した全国総体で6位入賞。国体(9月・茨城)少年女子では個人種目のクラブで2番目の高得点を挙げ、県勢2年ぶりの入賞(総合7位)に貢献した。
豊かな表現力に加え、動作の美しさと正確さが持ち味。昨年までは「うまくやろう」という思いが強過ぎ、本番で力を出し切れないこともあったが、「高校最後の年になり、『ありのままを見てもらおう』と良い意味で開き直れた。結果も出て自信が付いた」と高野。
課題だった力強さも身に付けつつある。指導する鈴木あおいコーチは「積み重ねてきた努力が、実を結んできた。後は、やってきたことをどれだけ信じられるか」。
卒業後は県外の大学に進み、競技を続ける予定。「このクラブでの総仕上げになる大会。周囲への感謝を忘れず、楽しんでやり切りたい」と15位以内を目指す。
上條は、菅野中2年時に出場した全国中学大会以来の全国の舞台。全日本ユースは「以前は1つミスをすると諦めてしまったが、気持ちを切り替えてやり切れた」といい、得意のクラブは4位と会心の出来だった。
ジャンプ力や柔軟性など、高い身体能力が持ち味。表現力やメンタル面に課題を残すが、「ぎりぎりで出場権を得た挑戦者。失うものはないので、のびのびと演技してほしい」と鈴木コーチ。
学校の先輩の高野とは、演技について相談するなど仲が良く、「里香さんと出られるのは心強い。緊張より、わくわく感のほうが強い」と上條。「自分らしい演技で、里香さんに続く」と意気込む。

(長岩将弘)


投稿者: mgpress