もしもに備え炊き出し研修 村赤十字奉仕団ポリ袋使い6品調理 【山形】

山形村赤十字奉仕団は10月26日、「炊き出し名人研修会」を村保健福祉センターいちいの里で開いた。講師は台風19号の直後も県内の被災地に駆けつけた「松本市炊き出し隊みらい」代表の浅田修吉さん(61)。団員ら42人がポリ袋を使った調理法を教わり、「だしたまご」やすき焼きなど6品を作った。
材料を袋に入れ、もんだり空気を抜いたりして口を縛り、湯の中に投入。「味付けは適当。しょっぱければ薄め、薄かったら足せばよい」と浅田さん。「被災地で燃料は貴重。湯が沸いたらジャーなどに移して保温を」などと調理以外の留意点も教えた。
ガスボンベの一つが空になるアクシデントには、湯を発泡スチロールの箱に移すなどして対応。「機械の点検や、燃料の入手場所を把握しておくことは大切」と教材にする一幕も。
浅田さんは講習中も、今後の炊き出しの打ち合わせの電話に応対。今回行った須坂市の様子や過去の経験を話し、「気持ちだけでボランティアに行くと、現地の状況と合わなかったり、うまく回らなかったりして嫌な思いをすることもある。支援は官民一体でやらなければ」と強調した。
参加した百瀬良子さん(59、下竹田)は「災害はいつ自分に降りかかってもおかしくない。教わったことを生活に取り入れたい」と話した。
(上條香代)


投稿者: mgpress