145年の歩み振り返る 坂井小閉校式典来年度から新「筑北小」に

本年度で閉校する筑北村の坂井小学校で2日、閉校記念式典が開かれた。同校は筑北小と統合し、来年度から新「筑北小」に。校舎は坂井小のものを使うが、「坂井小」の名称は本年度末で消える。式典には全校児童や地域関係者、住民らが出席し、児童の発表やスライドなどで145年になる学校の歩みを振り返った。
児童の発表は式典の1部で行った。6年生7人が登壇。総合的な学習の時間で学んだ校舎の変遷や校歌の成り立ち、先輩児童の活躍や学校が受けた表彰、伝わる宝などを写真を示しながら紹介した。
旧坂井村役場の屋根にあったしゃちほこ、60年以上前の薬師寺(奈良県)東塔の修繕工事に寄付をした同校に一昨年「里帰り」した瓦、体育館に飾られた書家・川村驥山(きざん)の書について調べた児童たちは、地域の人にも尋ねるなどして由来や特徴を紹介。「新・筑北小になってもこれらの宝物を大切に受け継いでいってほしい」と力を込めた。
2部では、同小金管バンドクラブが元気な音色を披露。校歌のメロディーを交えてアレンジされた曲を感慨深げに聞き入る出席者もいた。また、ピアニスト・奥村美佳さん(長野市)がショパンなどの曲を演奏。奥村さんのピアノと一緒に低学年児童が歌い踊る和やかな場面もあった。
児童会長の吉池康希君(6年)は「閉校はとても悲しいが、校舎は残り、思い出も残る。新・筑北小でも、今のように常に挑戦し、友達と仲良くなってほしい」と話した。
(青木尚美)


投稿者: mgpress