多彩なパペット 親子楽しめる演劇 TCアルプ新作「モンスターと時計」

まつもと市民芸術館(松本市深志3)を拠点に活動する劇団TCアルプの新作「モンスターと時計」が29日~12月1日、同館小ホールで上演される。アイルランドの劇団CollapsingHorseの「Monster/Clock」が原作の日本初演作品。パペット(操り人形)と芝居、歌による、子どもも大人も楽しめる舞台だ。
時計職人の弟子で“モンスター”のトビーが「時間の謎」を解く冒険の旅に出る物語。怖がられていたトビーが、何者かにさらわれた親方を捜す旅先で出会うのは-。単なるおとぎ話でなく、作者が子どもに伝えたい思いが散りばめられているとされ、関係者は「親子で見て」と呼び掛ける。
特徴は「パペットと芝居」。初めてTCアルプの舞台を担当する演出家の森新太郎さん(東京)が、劇団と出合って決めたという。役者が多彩な人形をある時は操り、ある時は体の一部とし、役柄を演じるのが見どころの一つ。人形は出演者が手作りした。
美術を担当した舞台美術家の大島広子さん(東京)は「いろいろな動物、指人形から大掛かりなものまで、タイプが異なる人形がたくさん出る。バリエーションの豊かさを楽しんでほしい」。
29日午後7時、30日正午、午後4時半、12月1日正午。全席自由。一般3500円、18歳以下2000円、小学生以下1000円。入場は4歳から。同館チケットセンター電話33・2200
(井出順子)


投稿者: mgpress