「コケ」に情熱傾け 会社員の鷲沢さん講習会などで魅力発信

コケに魅了された安曇野市穂高の会社員・鷲沢久さん(49)は勤めの傍ら、「鷲沢商店」の屋号でインテリアとして人気の「コケ玉」を作るワークショップを開くなどし、その魅力を発信している。「コケは小さいが、種類が豊富でさまざまな表情がある」と情熱を傾ける。
鷲沢さんがコケ玉と出合ったのは30代の頃。アパレルの仕事をしていてファッション誌に小さく載ったコケ玉を目にし、独学で作り始めた。「最初は庭の泥を丸めてコケをつけて握っていた。出来上がったコケ玉を友達に自慢したら、ミミズが出てきたこともある」と笑う。
作り方や管理方法を習得して知人らに見せるうちに、店のディスプレーとして置いてくれたり、フリーマーケットで売ってくれたりするように。「年齢や性別に関係なく、いろいろな人と話せるのが楽しい」と、声が掛かると材料を持って作り方を教えに出掛ける。
近頃は、40歳を過ぎた頃に気付いたという「道端や足元の景色のかっこよさ」を表現しようと、庭に転がるコンクリートに穴を開けてコケを育てたり、ガラスの瓶の中で育てたりするなど、コケ玉のほかに制作の幅を広げている。
直近のワークショップは12月6日午後3~8時、安曇野市穂高の「色と香りと虹の店フローライト」で開く。参加費1000円。材料が無くなり次第終了。

(田原利加子)


投稿者: mgpress