「まつもとの松」後世に 松本ユネスコ協会が写真集を刊行

松本市のNPO法人松本ユネスコ協会(大嶋三紀夫理事長)は、昨年度まで3回行った「未来に遺(のこ)そう!まつもとの松…写真展」の応募写真集(報告集)を刊行した。市内で松枯れ被害が拡大する中、「今ある松を後世に残したい」との願いを込めた。
松本市の市木は「アカマツ」だが近年、松くい虫による被害が拡大。当初は市民の関心もあまり高くなく、対策も遅れがちだった。
危機感を持った同協会は、市民に広く知ってもらおうと2016年度、写真展を企画。市民から身近な「松」の写真を募集し、展覧会を開いた。18年度まで行い、計227点の応募があった。もともと市民への啓発を目的とし、3年で区切りを付けた。
大嶋理事長(66)は「残念ながら松枯れ被害は拡大しているが、写真展で市民の関心は高まったのではないか。今後も何らかの形で松を保護する活動を行いたい」と話す。
写真集はA4判、56ページ。各年度の最優秀賞をはじめ入賞、応募者全員の作品(最低1点)の計95点を載せた。200部作り、市内の小学校、応募者、会員らに配布した。残部が若干あり、希望者に無料で配る。同協会事務局(税理士法人のぞみ内 電話0263・32・4737)へ。

(矢﨑幹明)


投稿者: mgpress