【マッチレビュー】34節・山雅1-1湘南(7日・サンプロアルウィン) 観客の熱に応え

J2降格が決まったチームにも、サポーターは温かかった。この日もサンプロアルウィンに1万6881人の観客が詰めかけ、「消化試合」の雰囲気はみじんもなかった。その熱に選手も応える。
序盤こそJ1残留を決めたい相手に押される時間もあったが、中盤以降は「最後まで諦めずに戦うのが前提」(田中隼)と山雅が主導権を握った。
意地のぶつかり合いは試合終了間際に動く。後半40分、野田のゴールで湘南が先制するが5分後、阪野がゴールを決めて山雅も譲らない。ともに途中出場のFWが得点し、選手起用がはまった。
熱戦はそのまま終わり、8節・鳥栖戦(4月20日)以来のホーム勝利はならなかったが、反町監督は「最後の笛が鳴るまで諦めずにやってくれた」と選手の奮闘をたたえた。
山雅は最終勝ち点31とし、この日敗れた磐田と並び、得失点差で上回り17位。辛くも最下位を免れて、2度目のJ1挑戦を終えた。
(多岐太宿)


投稿者: mgpress