テニスMUFGジュニアT 男子 大野V 全国へ

16歳以下(2004年以降生まれ)テニスのシングルス全国大会「MUFGジュニアトーナメント」の県予選は8日、準決勝以上を松本市南部屋内運動場で行った。中信勢は男子の大野蒼真(エムスタイルアカデミー、高綱中3)が初優勝し、来年4月に名古屋市で開く全国大会に出場を決めた。
男女とも11月の1次予選を勝ち上がった12人と県協会推薦4人の計16人が出場。前日の1、2回戦は1セットマッチ、準決勝以上は3セットマッチ。ノーシードの大野は準決勝で、第3シードで同じクラブの犬飼拓真(松島中3)を6―3、6―0で圧倒した。
決勝の相手、山田麗生(飯島中2)は小学6年時に全国ソフトテニス大会のシングルスで3位になり、中学生になって硬式に転向した実力者。大野も中学生になって本格的に硬式を始めたが、これまで県大会の優勝経験はなく、「中学最後の大きな大会で頂点に立ちたい」と強い意気込みで臨んだ。
第1セットは接戦。「相手はどこからでも鋭いショットを打ってくる。粘り強く返球するゲームプランを描いた」と大野。手堅いプレーが山田のミスを誘い、一時は4―1とリード。
その後、ミスを連発して崩れかけたが、「優勝への執念が勝った」と立て直しに成功し、タイブレークの末にこのセットを取ると、第2セットは相手に主導権を渡すことなく、6―2で退けた。
初の県制覇に「信じられない」と笑顔の大野。「丁寧なプレーができるようになり、サーブも威力を増してきた」と自身に手応えを感じている様子で、「全国のレベルを体感し、成長につなげたい」と力を込めた。
全国大会には、男子14歳以下日本代表の中島暁(エムスタイルアカデミー、丘中2)もワイルドカード(県予選免除)で出場する。
(松尾尚久)