県護国神社大絵馬子年にバトンタッチ

「尺璧非宝(せきへきひほう)」。一尺もある大きな宝玉も時間ほどの価値はない―。県護国神社(松本市美須々)の本殿脇に掲げられた来年の干支(えと)「子(ね)」を描いた大絵馬のタイトルだ。
「ネズミは宝に惑わされることなく、生き生きとしている。新しく始まる年を自分らしく生きてほしいという思いを込めました」。同神社の依頼で2010年から毎年製作を手掛ける同市水汲のイラストレーター、古荘風穂さん(33)さん。
縦2・35メートル、横3・72メートル。黒い壁に扉があり、その向こうには宝が見えていて、12匹のネズミが扉を出入りしている様子が描かれている。扉から出てくるネズミが金色に輝いているのが印象的だ。11月の中旬から製作を始め、約3週間で仕上げたという。
イノシシからネズミへのバトンタッチまで貴重な時間は残りわずか。
(浜秋彦)


投稿者: mgpress