2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

バドミントン奥原希望選手 母校など訪問

大町市出身のバドミントン女子シングルスの奥原希望選手(24、太陽ホールディングス)が帰郷し、19日に市役所と母校の大町南小学校を訪問した。プロに転向した今年の戦い、東京五輪開催の来年に向けた抱負を語り、関係者や後輩たちから熱い激励を受けた。
大町南小では、校門付近から両側に並んだ全校児童が大歓声と拍手で出迎えた。「のぞみ選手はあこがれの先ぱいです」などと書いた手作りの旗を振ったクラスや、「金メダル目指して頑張ってください」と声を合わせる児童たちも。校歌の流れる中を進んだ奥原選手は笑顔で手を振り歓迎に応えた。
校長室で縣邦彦校長と懇談した奥原選手は、地域を学ぶ学習や「松林マラソン」などの今も続く学校の取り組みや、冬期の休み時間に雪遊びしたことなどを懐かしそうに振り返った。
また、児童の寄せ書きや、児童会が集めたアルミ缶を換金して購入した花束を5、6年のクラス代表児童から贈られた。奥原選手は「いろんなことに挑戦し、自分で感じて学んでほしい」と後輩にエールを送った。
市役所にはこれに先だって訪問し、牛越徹市長らと懇談。プロに転向して実業団所属時より試合数を減らせ、個人戦に集中できる環境になったことに触れ、「東京五輪に向けて何不自由なく競技に集中できている」と周囲の支援に感謝を述べた。また「私の良さを貫けばいいと気付けた1年。けがなく戦い切れたことは大きかった」とし、「故郷の応援は力になる。笑って終われるよう、全ての準備をして挑みたい」と話した。
奥原選手は10月に自身初の世界ランキング1位になり、このほど行われた全日本総合選手権では4年ぶり3度目の優勝を果たした。五輪代表は来年4月30日付の世界ランキングで決まる。
(青木尚美)