復興の願いも込めて 鎌田小金管バンド部 集大成のコンサート

台風で東海大会断念「活動できること感謝」

松本市の鎌田小学校金管バンド部は7日、「ニューイヤーコンサート」を市音楽文化ホールで開いた。「感謝の気持ちを音に込めて」をテーマに、4~6年生の部員71人が、1年間の集大成として演奏を披露。豊かなハーモニーを大ホールいっぱいに響かせ、保護者や一般市民が聴いた。
6年生は、これが最後の演奏会。1部の最後に演奏した曲「ホライズン」は、昨夏の小学生バンドフェスティバル県大会で演奏し、東海大会の県代表に選ばれた、思い入れのある曲だ。
全国大会予選の東海大会は、直前に台風19号が接近。大雨や交通の影響などで出場を断念し、「悔しくて、みんなで泣いた」と6年生の鳥居遥部長(12)。「でも、被災して苦しんでいる人がいる中、私たちは活動できることに感謝しなければ。今日は、復興の願いも込めて演奏した」
2部はオリンピックをテーマに、ロサンゼルス五輪(1984年)のために作られた「オリンピック・ファンファーレとテーマ」、リオデジャネイロ五輪(16年)のNHKテーマソング「Hero」などを演奏。東京五輪の応援ソング「パプリカ」は、5、6年生の演奏に合わせて4年生がダンスを披露した。
6年生の岩原夏美副部長(12)は「3年間練習は大変だったけど、楽しい思い出ばかり。私たちが抜けた後も4、5年生に頑張ってほしい」と後輩にエールを送った。

(高山佳晃)


投稿者: mgpress