首里城再建の手助けに─復興支援ライブ

信州からエールを
18日「沖縄クラフト&カフェちゅらね」

昨年10月に火災で全焼した首里城(沖縄県那覇市)再建の手助けに─と、松本市島立で「沖縄クラフト&カフェちゅらね」を営む藤森俊昭さん(53)は1月18日、復興支援ライブを同店で開く。沖縄の伝統工芸品や作家を紹介したいとエンジニアから転職し店を開いて約1年。信州から沖縄にエールを送りたいと企画した。
三線(さんしん)など沖縄音楽を奏でるアマチュアバンドと藤森さんら4組が出演。ビュッフェ形式で沖縄料理を提供する。「人とのつながりで生まれたカフェなので恩返しをしたい」と藤森さん。会社員時代、旅行で訪れた沖縄のゆったりした雰囲気に引かれた。やむちん(陶器)や染め織物、琉球ガラスなどの工房も訪ねた。
4年前に大動脈解離で倒れ、死を覚悟した。「悔いのない人生を送りたい」。そう思い、沖縄の工芸品を扱うカフェを開業するため退職。昨年2月に店を開いた。
沖縄に知人も多く、首里城火災の前日にも仕入れに行っていた藤森さん。「戻った翌朝、テレビをつけたら燃え尽きていく姿が映り、信じられないほどショックだった」と話す。
昨年11月に店内に募金箱を設けたところ、予想以上の好意が寄せられ、関心の高さを実感。趣旨に賛同するバンドも集まり、ライブを開くことになった。義援金は沖縄県の窓口に届ける。藤森さんは「沖縄の人のシンボルがなくなった喪失感を少しでも共有し復興への応援ができればうれしい」と話している。
午後7時。会費3300円(酒類あり)、2750円(ソフトドリンク)。予約優先。同店℡0263・88・8083
(井出順子)


投稿者: mgpress