【ガンズリポート】新加入選手発表「昇格と育成同時に」

若返り将来性見込む

今季J2の松本山雅FCの新加入選手は、13日時点で9人が発表され、その平均年齢は23・1歳。移籍や契約満了などで昨季在籍した14人が去り(未定1人)、同日時点の登録29選手の平均は26歳と、3年前に比べて1歳以上若返った。伸びしろや将来性を見込んで育成と強化に力を入れ、布啓一郎監督(59)の指揮で再びJ1昇格に挑む。
新加入のうち20代前半は、年代別代表の経験があるFW髙木とDF森下、群馬のJ2昇格に貢献したMF吉田、昨季からチームに合流している大卒のDF三ツ田。20代後半は中堅のMF鈴木、GK圍(かこい)を加え、各ポジションで若手の競争を促す。
高卒のMF村越とMF山田は、若さと勢いに期待。新加入で最年長のDF乾は「若手の見本となるようにプレーし、練習や私生活でも相談に乗りたい」と、J2通算164試合出場のベテランらしい。
J2降格で予算が減る中、補強責任者の柴田峡編成部長(54)は「昇格と育成を同時にかなえられるメンバー」と説明。運営会社の神田文之社長(42)は「経験を積んだ、フレッシュで力がある選手とスタッフを獲得できた。クラブの真価が問われる年。反町前監督が8年間積み上げた歴史によい形で上積みしたい」と話す。
ほかにブラジル人のMF2人がキャンプから加わる予定。移籍期間は3月27日までで、キャンプ以降の選手獲得も検討する。
新コーチには、J2町田で昨季までヘッドコーチを務めた村主博正(43)、J1鹿島で昨季までコーチだった羽田憲司(38)の両氏が就任。主に対戦相手の分析を担うテクニカルコーチには、昨季までJ2甲府で分析担当コーチを務めた涌井秀人氏(26)が就いた。
11日に松本市内で開いた新加入選手の会見には、報道陣のほか応募(1111人)して当選したファン・サポーターら180人が参加した。

来月23日開幕戦愛媛と敵地対戦

Jリーグは10日、今季の開幕カードを発表した。J2山雅は2月23日、昨季19位の愛媛とニンジニアスタジアム(松山市)で対戦。サンプロアルウィン(松本市)でのホーム開幕戦は2節(3月1日)で、昨季10位の新潟を迎え撃つ。昨季の下位・中位との連戦を制し、シーズン序盤から波に乗りたい。
愛媛とはJ2で過去6季(12回)対戦し、4勝7分け1敗。直近の一昨年は2分けだった。新潟には、山雅がJ1だった15年は2敗したが、新潟がJ2に降格した18年は1勝1分け。
1、2節の試合開始時間や、3節以降の日程は22日に発表される。
今季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を懸けたプレーオフ(28日)で、FC東京と鹿島のどちらかまたは両方がACL出場を決めると、山雅はリーグ戦と並行して開催されるYBCルヴァン・カップにも参加。その場合は、J2開幕前週の2月16日が今季初戦になる。

(高山佳晃、長岩将弘)


投稿者: mgpress