寒い冬も親子で楽しめる 体験施設

寒い冬、子どもと遊びに行く場所に悩みませんか?そんな時にお薦めなのが、室内で楽しめる体験施設です。食と工作の3カ所を紹介します。

【あめ作り】昔ながらの優しい味―山屋御飴所(おんあめどころ)

松本市の老舗あめ店が昨年7月オープンした、あめ作りが体験できる工房。昭和の終わりごろまで実際に工場で使っていたという球断機(あめを丸く切る機械)をメンテナンスして再利用。昔ながらの材料を使って3種類のあめを作ることができます。
使う原料は、米と麦芽を練って白くなった「米あめ」。米を麦芽で糖化した古来から伝わる健康食品で、ビタミンB2やミネラルを豊富に含む高い栄養価と、優しい甘さが特徴です。
体験で作れるのは、色付きのかわいい大小の手まりあめとペロペロキャンディーの3種類。大きなあめ切りばさみを使うので、推奨年齢は小学2年生以上。それより小さい子どもも家族と一緒に体験できます(子ども1人につき大人1人が付き添う)。
作ったあめは持ち帰れます。手作業で作り上げていく過程は大人も夢中になりそうです。代表の太田喜久さんは「実際にあめ作りを体験して、松本のあめ文化に触れてほしい。気軽にお越しください」。
体験日は土日曜で予約制(ホームページから)。所要時間30~45分、料金は1人2200円。松本市大手2─1─5

【イチゴ摘み】好きなだけ量り売り―浅間温泉わいわい広場

昨年夏、松本市の温泉街の旅館跡地にオープンしました。コンセプトは「Fresh&Smile」。国産のスギとカラマツで作ったハウスで、イチゴの摘み取りが通年楽しめます。
クラシックを流しながら育てる「音泉苺(おんせんいちご)」は、しっかりした味で甘みがある夏秋イチゴです。料金は量り売りで1グラム3円。受付で渡される小さいはさみで、好きな分だけ摘み取って籠に入れ、売店で計量して支払います。
購入後はその場で食べるも良し、お土産にするのも良し。「子どもが集う場所は元気を与えてくれます。おいしいイチゴを食べて、楽しい時間を過ごしてください」とスタッフの小澤智幸さん。
同広場は、地元の野菜やみそなどを販売する「物産えんの屋」、ここで取れたイチゴのドリンクやスイーツなどが楽しめる「カフェおちゃのわ」も併設。敷地内の広い芝生広場は遊具やお絵描きボードもあり、自由にくつろいだり走り回ったりできます。
午前9時半~午後5時、木曜定休。松本市浅間温泉1─29─17

【食と木工】 木の香りも楽しめる― ふるさと体験館きそふくしま

1997(平成9)年に閉校した木曽町の旧黒川小学校の木造校舎を改修した施設。築90年超のノスタルジックな雰囲気の中で、地元の素材を使い、昔ながらの作り方で食や木工などの体験ができます。
食の体験はそば打ち、おやき、五平餅、豆腐、バウムクーヘンなど。時季が決まっているすんき漬け、みそ造りも人気です。
木工体験では木曽ヒノキを使う箸作り(1人1000円)が好評。かんなで木を削る感触、手で引くごとに漂ってくる心地よい香りなど五感を使いながら楽しめます。
仕上がった箸に電気ペンで名前や模様を入れれば、世界に一つだけのオリジナル箸の完成です。ヒノキの削りくずも持ち帰れます。
スタッフの桑村恭彦さんは「郷土食や機織り体験など、家族そろって体験に来てください」。
いずれも予約制で2人から。未就学児は保護者の付き添いが必要。食の体験料はホームページに掲載。
午前9時半~午後4時半(3月18日までは金土日曜と2月24日のみ営業)。木曽町新開6959 。
(藤原里絵)