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フィジーでボランティア 県ケ丘高の熊﨑さん

松本市の松本県ケ丘高校2年の熊﨑里咲さん(17)は昨年12月、県教育委員会などが高校生の海外留学を応援する「信州つばさプロジェクト」の助成を受け、南太平洋の島国フィジーで2週間、チャイルドケア(子どもの世話)などのボランティア活動を行った。「驚きの連続。“百聞は一見にしかず”だった」という体験を11日、同市のMウイングで開く「留学フェア」で同世代らに伝える。

留学フェアで体験伝えたい
11日Mウイング

熊﨑さんは日本の学童保育のような施設で、午前中は3~12歳の子どもに英語や算数を教えたり、折り紙などで遊んだり。午後は施設の壁をペンキで塗って修繕したり、遊具を作ったりした。
フィジーは世界有数のリゾート地とされるが、驚いたのは、ごみの多さ。幼稚園の先生も、飲み終えたペットボトルをポイ捨てする。一方、スーパーでは繰り返し使える買い物袋が有料だったり、飲食店ではプラスチックごみによる海洋汚染を避ける紙製のストローを使っていたりと「バランスの悪さを感じた」と話す。

熊﨑さんは、ボランティア留学や海外でインターンシップ(就業体験)したい人を募る「プロジェクトアブロード」に応募。「信州つばさ|」の選考を通過し、渡航費用の一部として補助金約13万円を受けた。
英語が好きで「ただのツールでなく、いろいろな人と関わりを持つために使いたい」という。旅客機の客室乗務員になるのが将来の夢だったが、今回の体験で「高校生の留学を支援する仕事や、環境問題や途上国の支援に携わる仕事もしてみたい」と思い始めたという。
「留学フェア」は、熊﨑さんら同プロジェクトに参加する高校生メンバーが運営。海外留学したい高校生に体験者が助言したり、在日米大使館の職員による相談ブースを設けたりする。午後1~4時。「信州つばさ|」のインスタグラムやフェイスブックページで周知している。
(田原利加子)