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「浅間焼」を再現 松本市立博物館で本郷小4年1組の作品展示

松本市の本郷小学校4年1組の児童28人が作った「浅間焼」が15、16日、市立博物館(丸の内)に展示される。江戸時代後期に始まり、浅間温泉の土産として普及したとされる焼き物で、地元の児童らが住民の協力を得て、材料の土や砂から採取して再現。かつての浅間焼のつぼや皿などと合わせて60点ほどが並ぶ。
地域学習のテキストに載っていた浅間焼。児童らは初め、全員が「せんべい」だと思ったという。昨年5月に総合学習のテーマに決め、祖父が生業にしていた木村鈐一さん(83、浅間温泉3)に、歴史や作り方を教わった。
粘土は、学校から20~30分登った雨堤(あまづつみ)の辺りで掘り、同市洞で採れる「洞砂(ほらさ)」を集め、8対2の割合で混ぜた。湯飲みや箸置き、ままごとセットなどを作り、担任の村山茂樹教諭(44)が校内の灯油窯で焼き、授業参観があった10日に窯出し。まだ温もりが残る作品に児童らは歓声を上げ、大切そうに両手に載せた。
渡邉悠香さん(10)は「形作りが難しかったが、楽しかった」、小山奈桜さん(9)は「粘土を採りに行く時が暑かったけど、完成してうれしい」。
展示会場では児童が来館者を案内し、作品について説明するほか、制作の経過を記した学級新聞も展示する。15日午前10時~午後5時。16日8時半~4時半。入館料(大人200円、小中学生100円)が必要。博物館パスポート持参の親子や70歳以上の市民は無料。市博物館 ℡0263・32・0133

(宮川美津子)