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どこかで見た街角描く・渡辺さん作品展

3月1日から安曇野「ほりでーゆ~四季の郷」

松本市などの「どこかで見たことがある風景」を描く同市神林の画家・渡辺政雄さん(67)が3月1日から、安曇野市堀金烏川の温泉宿泊施設「ほりでーゆ~四季の郷(さと)」で作品展を開く。「街角」をテーマにした22点を並べる。
油彩12点、水彩10点。民家とその前に置かれたスクーターを描いた「天神通り」や、「Y字路(浅間温泉)」など、通り過ぎてしまいそうな場所を取り上げた。
「写真を撮るのではなく、生の街が描きたい」という渡辺さん。暑さや寒さ、建物が持つ雰囲気も作品に込めようと、現地でスケッチして水彩で色を付け、油絵はそれを基に制作することが多い。油彩は筆を使わず、ペインティングナイフで色を置く。
中学時代に油絵を始め、仕事に追われた時期は遠ざかったが、40代で再び絵筆を手にした。定年退職後は同市穂高にある絵画教室に通って腕を磨き、個展は9回目。
以前は山を描き、最近は建物が多いが、「有名な建築物は、訴えてくるものがない」と渡辺さん。何げない場所にある、古い建物に創作意欲をかき立てられるといい、「柔らかく、味が出るよう心掛けて描いている」と話す。
作品展は4月30日まで。午前10時~午後9時半。観覧は無料。ほりでーゆ~四季の郷℡0263・73・8500
(八代けい子)