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ボードゲームに熱中 愛好者集う交流会

何人かでテーブルを囲み、顔を合わせて遊ぶ「ボードゲーム」。若者の出会いや交流の場として近年、人気が高まっているという。愛好者が松本市の寿台公民館を会場に、隔週で水曜夜に開く交流会を訪ね、その魅力を聞いた。

20~30代に人気海外製のゲーム

午後7時半過ぎ、会場にはすでに盛り上がる若者らのにぎやかな声が響いていた。机の上には「コンプレット」「コヨーテ」「ピニャ・ピラータ」など、聞き慣れない片仮名や海外製のゲームがずらり。
記者が訪れた19日の参加者は男性11人。平日夜にもかかわらず、多い日は男女20人余が集まるという。ほとんどが20~30代で、公務員や通信関係、サービスなど職業はさまざま。この日は安曇野市や大町市、下諏訪町から来た人もいた。
5人が興じていたドイツ生まれの「カルカソンヌ」は、2001年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した、世界的に人気のゲーム。正方形のタイルをめくって出た道路や城、道を自由につなげ、陣地を広げていくような内容で、対戦者と協力して大きな城を築いたり、逆に阻止したりも。「運の要素が大きく、初心者も楽しめるのが魅力」と大井哲太郎さん(29、松本市鎌田)。
大井さんは、交流会を主催する「長野活性イベントチームLAND(ランド)」のメンバー。神奈川県内の大学を卒業後、東京でサークルを立ち上げるなど自身も根っからのボードゲーム好きで「ルールが簡単でさくっと短時間で遊べるものから、1、2時間かけてじっくりやるものまで、とにかく種類が多く、飽きない」とその魅力を語る。

初対面の人とも打ち解けられる

奥のテーブルでは、推理で殺人鬼を見つけ出すサスペンスカードゲーム「目撃者たちの夜」が繰り広げられていた。持参した介護福祉士の曽根原康弘さん(33、同市笹賀)は「誰が犯人なのか最後まで分からない、ハラハラドキドキが病みつきになる」と言い、「一人では遊べないし、大勢で遊ぶから面白い。初対面の人ともすぐに打ち解けられ、仕事のストレス解消にもなる」と楽しそう。
仕事を終え、箕輪町から車で1時間かけて駆け付けた藤島洋介さん(25)は、自身が持つゲーム約40種類のうち20種類を持参し、参加者に紹介した。「自分が面白いと思ったゲームに、ほかの人が共感してくれたら最高。明日も仕事で朝早いが、これがあるから頑張れる」。毎回10時まで続く交流会が“生きがい”だと言う。
(高山佳晃)

【体験情報】 長野活性イベントチームLANDが開く交流会の次回は3月4日午後7時半~10時、会場は松本市寿台公民館。参加費500円。15日は同会場で、時間がかかる“重量級”のゲームや2人用ゲームの「特別体験試遊会」を開催。午前10時~午後5時。参加費は午前・午後各500円、1日通し700円。いずれも初心者、お一人さま歓迎。
ともに事前の申し込みは不要だが、新型コロナウイルスの影響で日程の変更があり得るため、来場前に確認を。