2020.2.10 ウェブサイトをリニューアルしました

安曇野市豊科の林さん92歳 菓子作りに情熱周囲はほっこり

戦時中に磨いた腕前でシフォンケーキを作る92歳。安曇野市豊科の元教師、林道之さんは、家族から頼まれたり、近所の集まりへの手土産にしたりするシフォンケーキを手際よく焼く。孫の誕生日にも欠かさない。
名古屋から辰野町に疎開していた時、女性雑誌で見たレシピをまねて、ふかしたジャガイモと配給の砂糖を粘り気が出るまで混ぜ合わせて菓子を作った。県内の高校の数学教師を定年退職後、菓子作りの情熱が再燃。85歳まで続けた数学教室の休憩時間に、手作りの菓子を生徒に出し、喜ばれた。
「卵白をうまく泡立てられるかで、きれいに膨らむかどうかが決まる」と林さん。孫の細川真由さん(16)は「友達もおいしいと言って喜んでくれる」と感謝。林さん手作りの菓子は、戦争中も平和な時代も、周囲をほっこりさせている。
(嶋倉華子)