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池田工業高の4人「仮囲い」デザインで入選

池田工業高校(池田町)建築科2年生4人のグループが、全国の高校生~大学院生から工事現場に設ける「仮囲い」のデザイン案を募ったコンテストで入選(3位相当)し、特別賞も受けた。高校生で受賞の対象となる2次選考に進んだのは同グループだけだった。
全国建設業協同組合連合会が主催する「仮囲いデザインコンテスト」は、東京駅近くで施工中の大規模複合再開発現場の仮囲い(高さ3メートル、全長24メートル)に採用されるのを前提に、3人以上のグループからアイデアを募った。
2回目の今回は全国の76組から応募があり、1次選考を通過した16組が2月25日に都内で開いた2次選考会に進出。作品を3分以内でプレゼンテーションし、建築家などが審査して最優秀賞1、優秀賞1、入選5、特別賞10点を決めた。
池田工高のグループ「KEAN(キーン)」は全員17歳の中山瑛稀さん、千国虎馬(こうま)さん、鶴見乃愛さん、中島朱音さん。作品は「東京五輪で外国人観光客が増えることなどを考えて」と、厳島神社(広島県)や平等院(京都府)など全国の名所を、一部に夜でも見える蓄光塗料を用いて描き、2次元バーコード(QRコード)で各所の情報ページに誘導して案内する。
さらにタッチパネルを設置し、10カ国語で表示する「頑張れ」の文字に通行人が触れると、仮囲いの内側に表示され、工事現場で働く人たちが「世界中の人から応援されている気持ちになる効果も狙った」。
プレゼンは選考会の直前に練り直し、独自のストーリー仕立てに組み立て直した。「積み上げてきたものがあったから、とっさに対応できた」とリーダーの中山さん。千国さんと鶴見さんは「チームで取り組む効果や楽しさを知った」、中島さんは「人前で発表する度胸がついた」と、それぞれが得た成果を振り返る。
(嶋田夕子)