2020.11.19 日本地域情報コンテンツ大賞・タブロイド部門で2年連続優秀賞

【地元ママのクチコミ情報】子連れに優しいお店 菓子店特集~木曽編~

おやつや食後のデザート、訪問時の手土産など日常に欠かせないお菓子。子どもも参加できる和菓子教室を開いたり、「初めてのおつかい」をサポートしたりする木曽地域の3店を紹介します。

素材にこだわり菓子処和心(わしん)

築130年超という古民家をリノベーションした和の雰囲気たっぷりの和菓子店。人気のどら焼きは種類が豊富で、地元出身の御嶽海関をイメージしたものや季節の素材をサンドしたものなどもあります。
店主の坂巻智宏さんの一押しは「焼き大福」。餅に練り込まれたごまが香ばしい珍しい一品です。上新粉は新潟産、あんの小豆、白あんの「絹てぼう豆」とも北海道産を使うなど素材にこだわっています。
同店は和菓子教室を開いており、子どもは4歳から体験できます。日本菓子専門学校(東京)で講師を務めた坂巻さんが、和菓子の歴史や文化の話を交えながら季節の生菓子作りを教える2時間の講座。最後は、作った菓子と抹茶を試食しながら茶道の作法にも触れられます。要予約。催行人数は3人以上、1人1500円(親子で参加の場合も同額)。
坂巻さんは「小さいお子さん連れも大歓迎。小上がりスペースや木のおもちゃもあります。気軽に和菓子の甘さと和の空間に癒やされに来てください」。
上松町本町通り2─101、午前9時~午後6時。火曜定休(祝日の場合は営業)。℡0264・52・5588

安心安全を考えて洋菓子のSHIOHARA

4歳と9歳の子どもを持つママでもある中村千絵子さんが昨年、木曽駒高原(木曽町)にある自宅に工房を開業しました。普段は図書館で働くため店頭売りはしておらず、イベントなどへの出店と注文品の製造販売をしています。
1番人気は見た目もかわいいアイシングクッキー。てん菜糖や国産小麦を使い、着色は海藻やビーツなど食物由来のベジパウダーで。生地は厚めで甘くなり過ぎないようにしています。ベーキングパウダーは食品添加物のアルミニウムが入っていないタイプ、シフォンケーキは卵白の力だけで膨らませるなど安心安全を考えています。
「小さいお子さんから年配の方までみんなに食べてもらえる安心なものを作りたい。私のお菓子が、人と人をつなぐきっかけになればうれしいです」。店名は中村さんの旧姓から付けた。
手土産や贈り物など用途や予算に合わせて注文も可能。予約は2週間前まで。注文は℡080・6937・9199にショートメールを。店情報はインスタグラム「chieko9283」で。

親しみやすい和菓子菓子蔵(かしや)喜しろう

「昔から伝わる知恵や伝統を大切にしつつ、気軽に食べてもらえる和菓子を提供したい」と話す店主の大橋七美さん。安心安全な素材を使い、甘納豆の芋バージョン「いも納糖」、いもけんぴならぬ「ゆずけんぴ」など商品名で伝わる工夫をしています。個包装された商品は1つから購入できます。
看板商品の「ニコニコまんじゅう」は、仏事用の薯蕷(じょうよ)まんじゅうを「もっと親しみやすくして日常で食べてほしい」と考えて生まれたもの。手にした人を笑顔にさせる見た目、程よい甘さのあんこと山芋を使った皮の食感が絶妙です。水もふくらし粉も使わず、上新粉と山芋の粘りのみで作っています。
2005年のオープン時に小学生だったお客が自分の子どもを連れて訪れ、その子がお年玉で初めてのお使いをしたこともあったといいます。「お客さんとのやりとりが日々の活力。『また行きたい』と思ってもらえるようなお店づくりを心掛けています。子どもたちを見守る地域の駄菓子屋のおばちゃんでいたいですね」
木曽町福島5052─イ。午前10時~午後6時、火・第4月曜定休。3月16日も休み。℡0264・22・4800詳細はフェイスブックページで。
(藤原里絵)