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地元愛をポスターに 未来ビジネスカレッジ作品展

松本市の専門学校「未来ビジネスカレッジ」のクリエイトデザイン学科1年生12人が制作したポスターが30日まで、松本駅ビルのステーションビルMIDORI松本店2階に飾られている。「I ♡ JIMOTO(地元)展」と題し、県内各地から同校に通う生徒が、生まれ育った故郷の良さを見詰め直して描いた作品。各地の魅力を発信している。
1年間デザインを学んだ成果を発表する「修了制作展」と位置付け、グラフィックデザイナー専攻の9人とコミックイラストレーター専攻の3人が1人1点ずつ出品。「色」がテーマの手描きのものから、パソコンソフトで合成したグラフィックなど、個性豊かな作品が並ぶ。
永瀬美優さん(19、木祖村)の「梅雨と薮原祭り」は、毎年7月に開く祭りの獅子舞で、男女の獅子がすれ違う時に互いの舞を披露する「寄合(よけあい)」をデジタル描画ソフトで描いた。故郷の自然や祭りの雄大さなどを緑と赤を基調にイメージし、「春と夏の境目に開かれる祭りの季節感も表現した。見た人が少しでも祭りに興味を持ち、村を訪れる人が増えたらうれしい」と永瀬さん。
熊谷香穂さん(19、岡谷市)は、郷土のかつての基幹産業「絹」に着目。多くの女性工員が糸を紡ぐために越えたという冬の野麦峠を、銀色に輝く1枚のシルク生地でジオラマ風に再現。デジタルカメラで撮影し、パソコンで加工した。
ほかに松川村の特産や名所を、ゆかりの画家いわさきちひろの「にじみ技法」で描いた作品や、松本のアルプス公園から眺める夜景、上松町の「寝覚の床」の浦島太郎伝説をモチーフにした作品も。
展示は駅ビル営業時間の午前10時~午後8時(最終日は5時)。
(高山佳晃)