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新型コロナに負けないで 美麻小中学校教職員が体操動画配信

新型コロナウイルスの感染防止で休校中の大町市の美麻小中学校は、教職員が体操をする様子をビデオ撮影し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信を始めた。長い休みを強いられる児童生徒や、地域住民が、自宅で動画を見ながら体を動かして運動不足を解消したり、学校とのつながりを感じたりしてほしい─と企画した。
11日現在、2つの動画を公開。タオルを使ったストレッチ体操や筋トレなど、同校の健康づくり推進支援指導員の武田彰代さんのリードで教職員が体を動かす。ほぼ毎朝、全校で体を動かす「元気アップ運動」の時間に取り組む内容の他、近畿大准教授の谷本道哉さんが考案した「超ラジオ体操」も、許可を得て紹介している。
出演者が体を大きく回す場面で「ぐあっ!」という声が出たり、カウントの回数が分からなくなったりすることも。終わり際には、児童生徒に笑顔で手を振っている。
同校は、休校により児童生徒の体力の低下やストレスの蓄積が心配されることから、7年生副担任の青沼健二教諭らを中心に、地域住民のアイデアや協力も得ながら方策を模索。「児童生徒が家で体を動かして免疫力を高め、元気に過ごすことに加え、地域も元気に明るくなれば」と体操動画を配信することにした。
2人の子どもが通う母親(37)は「子どもは先生の顔が見られて大喜び。学校で日課の運動が、動画を見ながら家でもできるのはありがたい」。青沼教諭は「運動不足解消はもちろん、家庭や地域の会話の種になり、学校を含めてそれぞれのつながりが一層深まっていけばうれしい」と話す。
動画は、同地区の情報を住民が発信するサイト「美麻Wiki」からも閲覧できる。
(青木尚美)