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休校の子どもに弁当2店舗で無料 「松本のあしながおじさん」負担

松本市の飲食店2店舗が未就学児、小中学生、高校生向けに弁当の無料提供を始めた。弁当を作るのにかかる費用は、中信地区の松本県ケ丘高校OBの会社経営者6人でつくるグループ「松本のあしながおじさん」が支出。新型コロナウイルス感染症拡大の影響が広がる中で「地域貢献につながれば」としている。
「松本のあしながおじさん」は昨夏、同市内の飲食店でこども食堂を開いた。今回は、新型ウイルス拡大の影響で客足が激減した飲食店と協力。休校で学校生活が楽しめなくなった子どもたちや、負担が増えた保護者の支援につながれば─と企画した。
2店舗は「満腹厨房(ちゅうぼう)だぶる」(中央1)と「手打ちそば信州家」(筑摩1)。「だぶる」は山賊丼、「信州家」はミルフィーユかつ丼を、それぞれ1日各30食を作り、店頭で手渡す。「だぶる」で作った山賊丼は、半分の15食を「信州家」で提供。各店300食ずつを予定し、期間は今月下旬ころをめどとしている。
「だぶる」の細口健さん(45)は「飲食店が壊滅的ダメージを受けた状況で助けてもらい本当にうれしい。外出しにくい子どもに、家で店の味を楽しんでほしい」。初日の12日に弁当を受け取った長岩さやかさん(43、北深志)は「(中2、小6の)子どもはずっと家にいる。子どもも喜ぶのでありがたい」と話していた。
予約は基本は不要だが「信州家」は注文を受けてから作る。提供時間は「だぶる」(℡0263・34・0229)が午後5~6時、「信州家」(℡0263・25・6579)は午前11時~午後1時半と6~7時半 。
(八代けい子)