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教諭ら自主放送でメッセージ テレビから児童励まし

新型コロナウイルスの影響で学校の休校が続く中、朝日村はケーブルテレビの自主放送を利用し、小学校の担任教諭から児童へのメッセージを放映している。学習や生活に不安を感じている子どもたちが、少しでも安心できればと村教育委員会が発案。教諭らが掛け合いを交えるなどして語り掛け、児童に笑顔を届けている。
メッセージは11日から、「村週刊ニュース」の中で7分間ほど放映。休校のため、施設から借りて飼っていたヤギとのお別れができなかったクラスの担任が、無事に施設に返したことをヤギのかぶり物をして伝えたり、休み中の過ごし方をイラストを使って分かりやすく説明したりしている。
村唯一の朝日小学校は2日から休校。1週間ほどたったころ、村教委内で「先生の映像を自主放送で流せないか」という声が上がり、相談を受けたテレビ松本ケーブルビジョンの同村担当・松田貴之さん(34)が「地元密着のテレビ局だからこそできる」と賛同。学校の同意も得て10日に収録した。
松田さんは当初、「先生たちが子どもに向けて話す程度」と考えていたというが、念入りに準備して収録に臨んだ教諭らに「児童を思う気持ちが強く感じられた」と感心。
自宅で見た3年生の太田結仁君(9)は「早くコロナの薬ができて、先生やみんなに会いたい」とポツリ。保護者からは「粋なことをする」「子どもが喜んで何回も見ている」などの声が寄せられている。
放映は19日まで。村教委は「小さな村で、村内でしか放送されない自主放送枠があるからできた。子どもたちへの励ましになれば」と話している 。
(上條香代)