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広丘郷原の郷福寺 本堂ふすま絵公開

塩尻市広丘郷原の郷福寺(白馬義文住職)は20日から、本堂のふすま絵を公開する。江戸時代末期の安政年間のものや、奉納されたばかりの墨絵と日本画などが見られる。白馬住職の書や仏画も展示する。入場無料、29日まで。
新しいふすま絵は、墨絵画家で墨の芸術館・淡香苑(松本市波田)館長の牛丸梓淡さんと、日本画家の稲越泉美さん(東京都)の作。同寺の中興400年・成田不動尊勧請130周年記念大祭(2015年)に合わせて依頼していた。
牛丸さんの水墨画「寂光浄土」は、同寺本山の高野山・奥の院に朝食を運ぶ僧侶たちに日の光が差し込む光景を描いている。色鮮やかな稲越さんの作品は、楽器を奏でる飛天の絵だ。それぞれふすま4面で1つの絵になる。
白馬住職の作品は約60点。西村書道学園(同市島内)に学ぶ書は20代から始め、指導師範になった今でも続けている。「色彩が好き」という仏画は40代から学んだ。弥勒菩薩(みろくぼさつ)や不動明王などを描く。
「続けたからこそ、ここまでになれた」と70歳の白馬住職。18年に傳燈大阿闍梨(でんとうだいあじゃり)、19年に権大僧正の位になった区切りとして作品集を作成、その発刊記念として展示する。
ふすま絵は夏場は取り外すため、檀家(だんか)でも見る機会が限られる。白馬住職は「自粛、自粛の世の中ですが、足を運んで見ていただければ」。
新型コロナウイルス感染症対策として換気や除菌などをし、来場者にはマスク着用を依頼する。午前9時~午後5時(法要の時間中は観覧できない)。同寺℡0263・52・6198