広がる新海ワールド「天気の子」展

昨年公開されて大ヒットしたアニメーション映画「天気の子」の資料や映像などを展示する「天気の子」展(信濃毎日新聞社など主催、MGプレスなど後援)が、山形村のアイシティ21で開かれている。新海誠監督(小海町出身)が描いた原画や絵コンテなどが見られるほか、天気について学べる体験コーナーもあり、作品のファンだけでなく家族連れにも好評だ。4月5日まで。
昨年9月から今年6月にかけて東京、福岡、大阪など全国6都市を巡る特別展の1会場。映画は観客動員数1000万人、興業収入140億円を記録した。
展示は作品のストーリーを追い、随所で監督の思いやメッセージを紹介。絵コンテや、当初は「天気予報の君」だった仮タイトルの企画原案、綿密に描かれた美しい空の風景や光の演出方法なども公開し、「新海ワールド」の舞台裏が垣間見られる。
会場では、作中で重要な役割を果たす積乱雲や雨、雷などの発生メカニズムを、再現装置や実験映像で解説。風速計で扇風機の風を測る体験もでき、映画の世界をより深く知ることができる。
小諸市から親子4人で訪れた藤原貴之さん(38)は「とにかく映像がきれい。新海監督のこだわりが感じられる。気象現象の体験も面白い」と話した。
館内の映画館「アイシティシネマ」で4月9日まで、本作のほか新海監督の6作品が見られる「イッキ見上映」も開催中。同展の半券提示で、鑑賞料金の割り引きや館内の各店舗でお得なサービスが受けられる特典も。
展示は午前10時~午後7時。入場料は一般1000円、中高生700円、小学生500円。未就学児は無料。問い合わせは信毎松本本社事業部電話0263・32・3460
(高山佳晃)