「ドメーヌ・コーセイ」メルローのロゼ 出足好調

塩尻市片丘で昨年開業したワイナリー「ドメーヌ・コーセイ」(味村興成取締役社長)が初めて醸造したワイン「MERLOT ROSE 2019」が完成、このほど販売を始めた。昨秋から仕込んでいたメルロー種のロゼワイン。予約分はほぼ完売し、出足好調だ。

「片丘を盛り上げたい」

ドメーヌ・コーセイは市内17番目のワイナリーで、北海道や山梨県など全国各地でほ場を運営する「GROUP RAISON(グループレゾン)」の関連会社。味村社長は大手ワイン会社で仏・ボルドーに留学、チーフワインメーカーを務めた経歴がある。「一番いいワインができるところ」と決めていた片丘で5年前から準備を進め、自社農園の広さは約7・5ヘクタールある。
昨年10月初旬から仕込みをスタート。無ろ過、無補糖、無補酸など「できるだけ自然の状態」にこだわり、さらに5カ月間の醸造のうち1カ月は新樽(たる)で熟成、ふくよかな味わいに仕上げた。オレンジがかった薄ピンクが春を思わせる「極辛口」の新酒だ。「和テイストで、チーズよりも和食に合う」と味村社長。
「片丘を盛り上げていきたい」との思いから、ラベルには「Kataoka Shiojiri」と表記。内側にらせん模様が入る瓶と、ワインと同色のバラをデザインした。味村さんは「新しいワイナリーとして、これから歴史をつくっていく上で、何か新しいことで話題性も必要」と説明。コンビニやスーパーでは販売しない方針で「ワンランク上のワイン」を目指す。
750ミリリットル入りで2750円。3000本分を醸造し、予約分を除く一部はワイナリー近辺の小売店で扱う。今冬に出荷予定のメルローの赤ワイン(4290円)の予約受け付けも始めた。