みどり湖ミズバショウ見頃

塩尻市金井のみどり湖畔にある「みどり湖水芭蕉(みずばしょう)公園」で、ミズバショウが見頃を迎えている。暖冬の影響で例年より1週間ほど早い3月上旬に咲き始め、今月末ぐらいまで楽しめそうだ。
約1000平方メートルの傾斜地に、約4000株が群生。薄緑色の小さな花の集まりを包む白い仏炎苞(ぶつえんほう)が、春の日差しを受けて白く輝いている。
訪れた人たちは、川の水が流れる音や小鳥のさえずりが響く中、遊歩道を歩いたり高台のベンチから眺めたり、写真に収めたり。岡谷市から家族で訪れた宮澤陽子さん(65)は「何年かぶりに来た。美しい白色に心が洗われる」。熱心に写真を撮っていた塩尻市片丘の百瀬利江子さん(55)は「管理してくださる方のおかげで、毎年楽しませてもらっている。写真を会社に飾り、みんなの癒やしになれば」と話していた。
草取りや水の管理、遊歩道の整備などは「みどり湖水芭蕉の会」(17人)が担っている。事務局の平出芳雄さん(71、同市大門五番町)は「今冬は降雪が少なく水不足だったが、ようやく水量が増えて株が大きくなってきた。たくさんの人に見に来てほしい」。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、毎年開いている「みどり湖水芭蕉まつり」のイベントは行わず、12日午前10時から「水芭蕉観賞会」とし、苗の無料配布と、鉢植えの販売を行い活動資金に充てる。