今年の祭り「新型コロナ撃退」 塩尻の北熊井諏訪社例大祭

おらとこの今年の祭りは新型コロナウイルス撃退を祈願―。そんな気概が早春の神社にあふれた。
塩尻市片丘の北熊井諏訪社で5日に行われた例大祭の本祭り。神事の一つ「御神馬(ごしんめ)奉納」で、2頭の馬の背中に「新型コロナ撃退」と書かれた木札が掲げられた。
神事は、北熊井地区の堀田常会の有志でつくる「祿馬(ろくば)会」が長年担当。会員から「今年は撃退を願うじゃねえかい」との提案があり、竹渕正水会長(69)が「そうどこじゃねぇ」と、前日に木札を製作した。
本殿を3周した馬は神とみなされる。「みんなの気持ちが届いてほしい」と竹渕さん。今年は開催するかどうか悩んだという同神社総代会長の小松秀夫さん(69)は「祭りには(悪い事を)収める意味がある」と、言葉に力を込めた。