木曽馬の里・乗馬センター 元気な子馬生まれる

木曽町開田高原の「木曽馬の里・乗馬センター」で3月に生まれた雌の子馬が、来場者の人気を集めている。母馬から受け継いだ「河原毛(かわらげ)」と呼ばれるクリーム色で、元気よく放牧場を駆け回っている。
同センターには木曽地方の在来馬「木曽馬」が約40頭おり、このうち子馬の父親の「鈴風」(21歳)を含む30頭ほどは茶色っぽい「鹿毛(かげ)」。河原毛の誕生は母馬の「淡雪」(7歳)以来という。
出産は予定より20日ほど早い3月21日で、職員が出勤した午前8時ごろにはすでに生まれていた。体重は24キロと平均よりやや小さめ。最初は母親の乳をうまく飲めず心配したが、今では元気よく飲んで草をはみ、天候や牧場のコンディションが良い日は1日6時間ほど外に出ている。
出産まで乗馬用として活躍してきた母馬は、子馬が完全に離乳する秋までは育児に専念する。飼育係の髭村(ひげむら)悟さん(35)は「子馬には乳をしっかり飲み、自然の中で人と慣れ親しんで育ってほしいと願っている。訪れる際は感染症予防をし、大きな声や音を立てたり驚かしたりせず、少し距離をとってそっと見守ってほしい」と話している。同センター電話0264・42・3085