松本市学校給食課の清澤さんと市内の小・中学生保護者に聞く―給食の年間日数違いは?

子どもたちの健康の保持増進をはじめ、地場食材を使った献立を通して地域の文化や伝統を理解し、みんなで準備や会食をすることで社会性を養ったり、親の負担も減らしてくれたりと「学校給食」は大切な役割を担っています。新型コロナウイルスによる臨時休校で、そのありがたさを感じている人も多いのではないでしょうか?その学校給食を提供する日数は、学校や地域ごとで違うようです。松本市学校給食課の清澤秀幸課長(55)と、同市の小・中学校に通う子どもを持つママに話を聞きました。

学校給食は、行事や参観日などの予定に合わせて学校ごとに「ある」「なし」を決めています。そのため提供する年間の日数は、学校や給食センターなどごとに異なります。
給食費は「日額×日数」と決まっているので、日数が多ければ保護者の負担は増え、少ないと弁当などの準備が必要な場合もある半面、安くなります。
松本市では、旧市域の学校は西部(野溝西3)と東部(原)の給食センターで、梓川、波田、四賀地区は各小学校に併設されている給食センターで、安曇、大野川、奈川地区は自校給食施設で作っています。
6地区の年間給食日数が旧市域より多いのは、「合併前の名残ではないか」という説も。同市の場合、給食の日数は、保護者が各学校へ直接要望を出すなど「ある程度まとまれば変えることが可能」と清澤さんは言います。
松本市の母親に「給食日数を増やしてほしいか、現状でいいか」を聞いてみました。

弁当準備の負担感、現状満足の声も

【増やしてほしい
「学校に行く日は基本的に給食があってほしい」(S・Oさん、子ども8歳=鎌田小)
「小学校は現状でいいが、中学は給食がないとお弁当を準備しないといけないので少し負担」(K・Nさん、8歳=芳川小、13歳=筑摩野中)
「家庭訪問期間中の給食があると助かる」(meg16さん、7歳、11歳=芳川小)
「家庭訪問の期間は給食を提供してほしい」(C・Fさん、6歳、9歳、11歳=芳川小)
「家庭訪問や個人懇談日などが同じなのに、子どもが通う学校は給食がなく、他校はあるという場合が多々ある。給食費は上がってもいいので登校日は提供してほしい。3月の1カ月間子どもと過ごしてみて、給食費相当で昼食をやりくりするのはかなり難しいことが分かった」(Mさん)
「懇談会と家庭訪問のどちらかの期間が給食がない。半日授業でも下校は昼食時間に掛かるので給食を出してほしい。授業参観日もお弁当持参となっているが理由が分からない。基本的に登校日は給食を出してほしい」(W・Tさん、13歳=信明中)

【現状で良い 】
「わが家の生活スタイルで十分対応できている」(わわわさん、10歳=清水小)
「現状で満足しているが、突然の休校で毎日家で昼食を用意しなければならず、給食のありがたみが身にしみた」(みーママさん、12歳=開智小)
「学校行事でお弁当を持って外出するとき以外は給食があるので助かっている」(T・Nさん、7歳、9歳=寿小)

【小学校は増やしてほしい、中学校は現状でよい 】
「小学生の娘は卵と乳のアレルギーがある。たまに弁当を持って行くこともあるけれど、昨年から代替食が増えて助かっている。それでも家庭訪問時など数日連続で給食がないことがあり、不便を感じる。中学校はあまり不便を感じないが、行事の前の平日に弁当持参の時があり、なぜ?と保護者同士で話している」(S・Oさん、11歳、14歳=旭町小、旭町中)