佐藤大史・撮影プロジェクト

北米・アラスカの撮影を始めて6年目になる。日本には無いような光景や、ヒトよりも昔からその土地で命をつないできた生き物たちの姿を届けたいという一心で、撮影に挑み続けてきた。
常識や概念はその土地によって異なるが、レンズ越しに見たアラスカの姿には、私自身何度も常識や概念を書き換えられた。中でも人の手が入っていない原野と、その地にすむ生き物が命を全うする姿には胸打たれた。
新型コロナウイルスの影響で、今年は渡航すら危うい状況だ。だが、日本のみんなに地球の未来や自分の命を生きることを意識してもらう撮影プロジェクトは、少しずつではあるが形になってきた。これまでのひと区切りとして出版を予定する写真集や展示会で、皆さんにお見せしたい。
(佐藤大史・写真家・安曇野市在住)

【写真集と展示会】
5年間にわたる撮影活動の一つの区切りとして、写真集の出版(信濃毎日新聞社刊)と、信毎メディアガーデン(松本市中央2)での出版記念展示会を予定している。時期は年内をめどに、新型コロナウイルス感染の状況を見て決める。