身近な食材で一品 SNSで「料理リレー」

新型コロナウイルス感染症との闘いが続く中、会員制交流サイト(SNS)では外出せずに過ごすための、さまざまな情報が伝達されている。3月末にスタートした「料理リレー」は、全国の料理研究家やシェフらが「うちにある材料で簡単に作れる一品」をテーマに、料理の作り方を掲載。協力した中信地区の3人と料理を紹介する。

料理家えんどうともこさん(44、松本市島内)は、気軽に作れて野菜も取れ、子どもたちにも喜ばれそうな「ガーリックポークケチャップと新玉葱(たまねぎ)のレタス包み」を紹介した。
「料理が苦手な人や、仕事が忙しい人の役に立つ。ぜひ検索してほしい」。
白澤朋子さん(45、松川村)は、大町市平で6月中旬開業を目指すホテル「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」のシェフパティシエ。数年前まで暮らした北フランスの名物料理「カルボナード」(牛肉のビール煮込み)を取り上げた。
本来のベルギー黒ビールではなく、通常のビール(発泡酒でも可)を使い、材料も身近な物に変え、作りやすくアレンジした。「つらい時だが、時間はある。おいしいものを作って食べることが大切。料理を楽しんでもらえたら」
白澤さんの同僚で、シェフ・ド・パルティ(部門シェフ)の岩田洋祐さん(35、大町市大町)は「キノコリゾット」を掲載。
材料のキノコの半量を煮詰め、ミキサーでピューレ状にすることで、うま味が出るように工夫した。「家にいる時間が長くなっているが、自分の技術を伝えることで、笑顔や元気になってもらいたい」と話す。

「料理リレー」は、NHK「きょうの料理」講師などを務める料理家の脇雅世さん(東京)らが発起人となって始め、レシピを掲載した人が、料理を仕事とする知人や友人2人を指名する形で広がり、海外を含む5000人以上が協力した。リレーは今月6日で終了したが、レシピの掲載は続いている。検索は「料理リレー2020レシピ集」や各人のフェイスブック、インスタグラムで。