北ア山麓題材に絵画展

池田町池田の「カフェ風のいろ」は6月9日まで、「山麓の風景三人展」と題し、パステル画の松下英ともさん(48、松本市里山辺)、油彩画の岩瀬直子さん(43、安曇野市三郷明盛)、布絵の坂井真智子さん(56、新潟市)の作品展を開いている。北アルプス山麓を題材にした作品計17点が並ぶ。
3人は手法がそれぞれ異なるため、全員が「他の2人がどこを、どういうふうに表現するか楽しみだった」と話す。
松下さんの「御菱(ごりょう)」と坂井さんの「五竜岳春」は共に雪形の武田菱が現れた時期の五竜岳(大町市)を捉えているが、見る角度や色合いなどが違って面白い。
「『御菱』は青を基調に描いたが、新型コロナウイルス禍で皆さんが疲れている時の展示のため、寒々しくならないように気を付けた」と松下さん。ほのかなピンクを手前の尾根部分に入れた。
坂井さんの「五竜岳春」は、雪の残り具合と土が出てくる様子の兼ね合いに気を使ったという。布の上に薄手の色付き接着芯を貼って質感を調節した部分もある。「県をまたぐので会場へ行かれないのが残念」と話す。
岩瀬さんは「この企画のためにいつもより北の方まで足を延ばすことができた」と笑顔。「山を面で捉えてみた」という「海ノ口」、輪郭線がはっきりしている「散歩風景」など。「白馬」や「木崎湖」もある。
午前10時~午後5時半。水~金曜定休。風のいろ電話0261・85・0005