白馬岳の代掻き馬など雪形8景 丸山祥司記者写真展

北アルプスなどの山に降った雪が解ける初夏に、残雪の山肌が描き出す自然の造形「雪形」。MGプレスの丸山祥司写真記者が、信濃毎日新聞の記者時代から約半世紀の間に撮影した作品8点を、2階に展示しています。
「雪形のトップスター」とも呼ばれ、山の名前の由来ともなった白馬岳の代掻(しろか)き馬や蝶ケ岳のチョウの雪形をはじめ、鉢伏山に現れた「鶴」の雪形と天の川を映した作品「『鶴』銀河飛翔」などのパネルが並んでいます。
塩尻市出身で、幼い頃から雪形を農作業の目安にする農家を見てきた丸山記者。安曇野市名誉市民で山岳写真家の故田淵行男さんと出会い、田淵さんの雪形の本の出版に協力。その後も、仕事の合間に県内の雪形の研究や撮影を続けています。
MGプレスの前身の「松本平タウン情報」で2013~16年まで計60回、「探訪雪形絵巻」を連載。この間、伝承雪形と丸山記者が独自に見つけた「雪形ニューフェース」を合わせて県内の126態を紹介しました。
「新型コロナウイルス感染症の影響で人々の心が疲れている今、先人が言い伝え残してくれた雪形の光景を見ながら、少しでも優しい気持ちになってもらえればうれしい」と丸山記者。
午前11時~午後7時。4月末で閉店した丸山珈琲松本店があった場所で当面の間、続けます。