初夏の味「ほお葉巻き」作り始まる

米粉で作ったあん入りの団子をほお葉で包み、蒸して作る木曽地方の初夏の名物「ほお葉巻き」作りが菓子店などで進んでいる。今年はホオノキの葉の生育が少し遅く、例年より数日遅れで販売が始まった。
木曽町福島の老舗和菓子店「宝来屋」は、こしあん、つぶあん、白みそくるみの3種(各170円)を販売。ほお葉は県内産のほか、時季に合わせて岐阜県産も使う。
「この時季は毎年楽しみにしているお客さまから問い合わせが殺到する。最盛期は20人ほどで作るが、今年は新型コロナウイルス感染予防のため人数を減らして作業します」と12代目店主の櫻井六左衛門さん(70)。購入した川野茂さん(68、松本市波田)は「家族が好きなので毎年買いに来ています」と笑顔で話した。
ほお葉巻きは7月ごろまで楽しめる。午前8時半~午後6時(6月下旬まで無休)。発送も受け付けている。電話0264・22・2372