信州松本ラフターヨガクラブ・井上真由巳さんに聞く―憂鬱吹き飛ばす笑いヨガ

新型コロナウイルス禍で家で過ごす時間が長くなり、気分も憂鬱(ゆううつ)になりがち。「こんなときは笑うが一番」。免疫力を高める「笑い」と、ヨガの呼吸法を組み合わせた「ラフター(笑い)ヨガ」の効果や簡単にできる方法をNPO法人ラフターヨガジャパン(東京都)のメンバーで「信州松本ラフターヨガクラブ」を主催する井上真由巳さん(59、松本市中央3)に教わった。

誰でも気軽に笑うだけ

「作り笑いをして、ただただ笑う」のがラフターヨガ。年齢や体力に関係なく、誰でも気軽に、道具がなくてもできる健康体操です。
1995年にインドの医師マダン・カタリアさんと、妻でヨガの熟練者であるマヂュリーさんが考案し、今や世界100カ国以上に広がっています。
ウイルス感染細胞などを攻撃するリンパ球「ナチュラルキラー細胞」の数が増え、免疫力の向上やストレスの軽減、代謝や心拍数も上がり運動効果もあるなど心身ともに元気になるといわれています。
面白くもないのに笑うことは難しいと感じるかもしれませんが、最初は深く息を吸って、口角を上げながら「は、は、は」と息を吐くだけでOK。作り笑いでも自然の笑いと同様の効果があるので、それでいいんです。いつの間にか本当の笑いになり、どんどん声を出して笑えるようになりますよ。
新型コロナウイルス禍の息苦しい状況ですが、笑うことで気分も晴れやかになるので、毎日の生活に取り入れてください。

遊び心盛り込み「ストレス発散」

ラフターヨガには、遊び心を盛り込んだ「あいさつ」や「おとぎ話」など、さまざまな場面を想定したバージョンがあり、井上さんが笑いどころを指示するなど「笑いをリード」しながらレッスンします。
今回は、コロナ禍の自粛生活で、たまった鬱憤(うっぷん)を晴らすため「ストレス発散」バージョンを教えてもらいました。

【やり方】
大きな袋を持っていると想定し、その袋に「ストレスを吹き込む」イメージで、大きく息を吸ってから吐くを何度か繰り返します。
ストレスが詰まった袋の口を縛り、空中へ放り投げます。
空中から落ちてきた袋を足で蹴り上げます。
腰を落とし、再び落ちてきた袋を指で狙い、指先から「笑いのビーム」を発射。ビームで袋を破裂させるイメージで、「は、は、は」と笑いながら息を吐きます。腰を落とすのでスクワット効果もあります。
呼吸は深く、発声するときは口角を上げることを意識してください。

【ラフターヨガ講習】毎月1回木曜日午後2~3時、中央3のスタジオI(アイ)で。料金500円(当面は休み)。井上さん電話090・3337・3607